料理をするときに思うのが、野菜って「洗わないで食べても大丈夫なのか」「洗う方が良いのか?」って迷いませんか?
人参などは洗うけど、きのこ類であったり、葉っぱ系の野菜とかだと洗ったほうが良いのか迷ってしまいます。
で、実際どうなんだ?と思って調べてみることにしました。
野菜は洗って食べたほうが良い
最初に結論だけ書いておくと野菜は洗って食べるほうが良いようです。
理由は洗っていない野菜には農薬がたくさんついているからです。
こちらを見てください。
⇒すっきり洗菜ベジシャワー 公式サイトより
農薬全部が悪いわけではないですし、生産上必要であるのはしょうがないのはわかるので、私は農薬を全面的に否定するわけではないのです。
けれども、この動画を見てしまうと、できるだけ綺麗な状態で食べたいよなぁ〜って思ってしまいました(;・∀・)
やっぱり食べるときはできるだけ自然な状態で食べられる方が良いよなぁ〜って思いました。
では「農薬がたくさんついている」と書いたのですが、
多いというのは世界的に見てどれくらい多いのでしょうか?
日本の野菜の農薬使用量は世界3位
農薬使用量は世界でランキングすると
日本は中国、韓国についで、世界で第3位となっていました。
さらに2013年以降、EU全域で全面使用禁止されて、その後、韓国、アメリカやカナダの各州で次々に規制、毒性がとても高く禁止されたネオニコチノイド系と言われる農薬があります。
こちらについても日本では未だ使用できる状態であるみたいです。
個人的になによりもショックだったのが、ヨーロッパでの話です。
ヨーロッパでは旅行へ行く際にこのような注意喚起が行われているらしいです。
日本へ旅行する皆さんへ。
日本は農薬の使用量が極めて多いので、旅行した際にはできるだけ野菜を食べないようにしてください。
あなたの健康を害するおそれがあります
私が実際に見た話ではないので、本当かわかりませんが、なんかショックじゃないですか??
自分たちが食べているものが農薬まみれだと言われているのもそうですし、日本の食に対して安全性は高いものと思い込んでいたから。。。
野菜についた農薬を食べ続けると人体にどんな影響がでる?
では農薬を取り続けると人体への悪影響がでてくるのでしょうか?
ということで、調べてみたらこんな資料を農林水産省が出していました。
簡単に結論だけ書くと、
1日で100倍の量をとっても人体に影響がでない量に制限されている
ということでした。
答えだけを聞くとまぁ安全基準としてはしっかりしているなと感じるところではあります。
しかし、農薬の影響を調べてみると
咳、腹痛、下痢、胃の痛み、吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、知覚麻痺、運動麻痺、縮瞳、散瞳、呼吸困難、意識障害、けいれん
倦怠感・うつ・焦燥・不安感
などなどにも影響が出る可能性があるという情報もあったりと正確な判断をするのは一般人である私には正確に判断ができませんでした。
けどもやっぱり個人的には安全と言われてもなぁ〜という感じ(;・∀・)
最初の話でも書いたんですが、EUでは禁止されている農薬が未だに日本で使われていると言われてもいますし、安全と言われているものでも実は危険だったことが判明することも多々あります。
だからやっぱり自分のためにもできる限り農薬のついていない状態で食べたいなぁと思ってしまいます。
じゃあどうやって農薬を落とせばよいのか?について調べてみました。
野菜についた農薬の落とし方・洗い方
ではどのようにして農薬を除去してあげるのが良いのでしょう?
調べてみると以下のような方法がありました。
- 流水で洗う
- 重曹につける
- お酢につける
- 野菜洗い専用の洗剤を使う
具体的に見ていきます。
流水で洗う
一番手軽で費用もかからないのが流水で洗う方法です。
農薬のほとんどは水溶性(水に溶ける)ものがほとんどなので、流水でしっかりと洗ってあげるだけでも農薬を落とせます。
水を流しながら手やスポンジを使用してこすって上げるのが良いようです。
重曹につける
次に費用も低く簡単にできるのが重曹を利用して野菜を洗う方法です。
100gに対して小さじ1杯程度を混ぜて重曹水をつくり、洗いたい野菜が浸る程度の量を作ります。
その重曹水に30秒から1分程度つけておいて、最後に流水でしっかりと洗い流せば完了です。
重曹はベーキングパウダーの代わりにケーキをふくらませるために使われたり、食品用として販売されていて、安全なものです。
注意点としては100均で販売されている重曹。
しかし、ほとんどが「掃除用」となっていますので、説明をしっかり読んで「食用」と書かれているものを選ぶようにしておきましょう!
100均だとない場合もあるようなので、薬局やスーパーなどでも「食用の重曹」が販売されているので、そちらに行くほうが確実に手に入ります。
お酢につける
お酢を使うのも一つの方法としてありました。
洗い方としては「お酢:水 = 1:2」で準備して、その水に野菜をつけておき、その後に流水で洗います。
使用量からして重曹よりも高くなりますし、お酢自体の味が野菜に付く可能性もありますので、個人的には重曹の方が安いし、味が付くリスクが低いので重曹の方が良いと感じました。
野菜洗い専用の洗剤を使う
野菜の農薬を落とすために作られた洗剤が販売されていて、それを使うのも一つの方法です。
他の重曹、お酢と比べるとお金はかかります。
しかし、重曹などと違って、農薬を落とすことを目的に作られていますので、
できる限り農薬を落としてから野菜を食べたいなら専用の洗剤を使うのも一つの方法だと思います。
個人的に良いと感じた野菜洗い用洗剤
野菜洗い用の洗剤も複数あったのですが、個人的に良さそうと感じた商品はこちら。
こちらの洗剤が良いと感じた理由が3つあります。
- 幼稚園の給食でも使われている
- ひよこクラブなど子育て雑誌にも掲載
- 洗浄剤自体薬品が使われていない
特に「幼稚園の給食」に使われているというのが響きました。
やはり子供にはできるだけ安全なものを食べてもらいたいという場所。
そこでも採用されているということは、野菜が綺麗になり、洗剤自体の安全性は高いことがわかります。
特に子供は体の成長途中で農薬を処理する能力も低いので、できる限り農薬摂取は抑えたいところ。
子供じゃなくても、家族には綺麗な野菜を食べてもらいたいという場合に、野菜洗い専用の洗剤を使ってみてもよいのではないでしょうか?
農薬をできるだけ抑えた野菜を買うのも一つの方法
自分で野菜を洗うのも良いのですが、手間だったりを考えると元々農薬をできる限り抑えたところで野菜を買うというのも一つの方法。
例えばこちらのサービス
⇒オイシックス
「完全無農薬栽培」ではないみたいですが、
私たちは、人のからだへの影響を考え農薬を極力使わずに育てたものを取り扱います。
天候や品目、地域によっては、全くの無農薬では作れない場合もありますが、安易に農薬に頼ることなく、必要最低限にとどめるようにしています。
このように公式サイトに明記しているほどで、食品の安全性に対してはかなり気を使っているのが感じられました。
その他にもこのようなことが書かれていました。
最初は1,980円でお試しセットがありますので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか?